自社のサイトのSEO対策費用はいったいどれくらいかかるのか、気になるという企業も多いのではないでしょうか。
WEB検索が当たり前となった昨今、SEO対策などのWEBマーケティング施策は必須と言えます。
しかし、いざ外注しようにも、どれくらいの費用かかるのか、そしてどんな対策が行われ、どれくらいの効果が見込めるのかが分からなければ、なかなか外注に踏みきれませんよね。
当ページではSEO対策の会社・業者選びに失敗することがないよう、SEO対策費用や、SEO対策の種類、費用対効果、注意点などを詳しく解説いたします。
・自社サイトはどんな検索市場を狙えるのか?
・狙っている市場で上位表示されるのか?
・競合はどんな対策をしているのか?
・大手ポータルサイトが相手では諦めるしかないのか?
このような疑問や興味をお持ちの方は、お問い合わせください!
当社が一緒に考えていきます
目次
SEO対策とは
SEOとはSearch Engine Optimizationの略で「検索エンジン最適化」のことを意味します。
経験があると思いますが、知りたいことを検索した際、上位に表示されるサイトにアクセスすることがほとんどだと思います。
自社ホームページやオウンドメディアに力を入れていても、誰にも見てもらえなければ意味がありません。
SEO対策を行えば検索順位が上がり、多くの流入を得られることでコンバージョンへ繋がるというメリットがあります。
また検索エンジンからのアクセスは、SNSなどからの流入よりも目的がはっきりしているケースが多く、コンバージョンへ繋がりやすいという特徴があります。
SEO対策のほかに、リスティング広告なども有効なWEBマーケティング施策のひとつです。
検索エンジンでの順位は、Googleのアルゴリズムによって決定しています。
Googleのアルゴリズムには数百の要素があり、毎日のように改定されるため、継続的な対策が必要になります。
SEO対策を社内(インハウス)で行なうことができる場合、費用はかなり抑えられますが、専門的な知識を必要とすることも多く、時間や労力を要するため、現実的ではないケースが多いです。
SEO対策費用とSEO対策の種類
SEO対策費用は、自社のホームページ、オウンドメディアの状況や目的によって大きく異なります。
たとえば、自社を会社名で一位にしたいのか、特定のキーワードを狙って上位表示させたいのかで、SEO対策の手法も費用も違ってくるのです。
一番大切なのは、SEO対策をすることによるゴールを明確にすることです。コンバージョン(購買、会員登録など)を考えて、どんなSEO対策が有効で、それにはどれほどの費用が必要なのか考えていきましょう。
場合によっては社内(インハウス)で対応できることもあるかもしれませんが、SEOやホームページ制作に精通しているなどの専門的な知識がないと難しい場合がほとんどです。
SEO対策をインハウスではなく、外注で行なう場合、主な種類は下記の5つです。
- SEOコンサルティング(総合的コンサルティング)
- コンテンツSEO(SEOライティング)
- ホームページ制作とセットのSEO対策
- 内部SEO対策
- 外部SEO対策
これらを組み合わせて行っている業者も多く、費用もさまざまです。
詳しく見ていきましょう。
SEOコンサルティング(総合的コンサルティング)
サイトの企画からコンテンツ作成まですべてを総合的にコンサルティングするものです。
費用は月額固定報酬で10万~50万円(月額)が多いようですが、大規模サイトの場合は、100万円以上(月額)かかることも珍しくありません。
SEOコンサルティング(総合的コンサルティング)は高額にはなりますが、
- 調査、分析
- 企画
- コンテンツ作成指示
- ライティング指示、指導
など検索上位を狙うには欠かせないサービスが受けられるため、最も失敗なく検索順位を上げることができる施策です。
検索順位が軌道に乗るまで、中長期的にサポートが受けられ、サイトのアクセス状況から的確なアドバイスやレポーティングをもらえるため、安心感も強いです。
注意点としては、どこまでが作業対象となっているのか内容が不明確な場合があることです。
またゴール(コンバージョン)を明確にしておかないと、いつまで利用すれば良いのか分からず、費用がかさむというデメリットもあります。
そして月額固定報酬とは別で、キーワード調査やキーワード選定に初期費用がかかるケースが主流なので、確認が必要となります。
コンテンツSEO(SEOライティング)
コンテンツSEOは、SEOに特化したコンテンツ(記事)のみを納品してもらう施策で、SEOライティングとも呼ばれます。
コンテンツ(記事)作成によるアクセスアップを狙います。
記事本数×単価(数千円~10万円)と、記事ごとに支払いが発生するため費用はかさみますが、複数の記事を依頼するほうが有効です。
ライティングを社内(インハウス)で行なう場合は、構成作成などの支援を受けるケースもあります。
- キーワード選定(初期費用がかかるケースがあります)
- 競合調査
- 記事構成作成
などのサービスを受けることができます。
100本などの一括(スポット)で発注する場合と、毎月数本ずつ発注する月額払いがあり、上記のSEOコンサルティング(総合的コンサルティング)には含まれない場合がほとんどなので注意してください。
また費用を抑えるために、クラウドソーシングなどを利用して個人事業主のライターにSEOライティングを依頼する方法(文字数×単価)もありますが、コンテンツのクオリティが確約されないというデメリットがあります。
ホームページ制作とセットのSEO対策
ホームページの制作とSEO対策をセットで行っている業者(ホームページ制作会社)へ発注すれば、SEO効果を狙ったスムーズなサイトの立ち上げが可能となります。
費用は一括払い(10万~100万円以上)で、ゴールが明確なため、発注しやすいのが魅力です。
自社のホームページとは別にオウンドメディアを制作する場合などにも対応してもらえます。
ホームページの納品後、SEOコンサルティング(総合的コンサルティング)として月額でサポートを委託できる制作会社もあります。
立ち上げから運営まですべてを任せることができるため、WEB担当者の負担を減らすことが可能となります。
またMEO(Googleマップでの上位表示)にも対応している業者もあるため、店舗を持っている場合など、業種によっては大変有効です。
内部SEO対策
SEO対策で、最も重要な施策のひとつが「内部施策」です。
サイト内の設計がしっかりしていないと、コンテンツが良質でも本来の価値を発揮できません。
コンテンツの追加をしなくても、内部SEO対策を施しただけでアクセスが増加することはよくあります。
業者が「内部施策指示書」と呼ばれるサイト改善書類を作成してくれるケースが多いです。
一括支払い(10~20万)が多いですが、SEOコンサルティング(総合的的コンサルティング)の一環で行っている業者も多くいます。
- サイトマップ送信
- サイト構造最適化
- パンくずリストの設置
- 重複ページの解消
- 内部リンク改善
- 見出しタグの最適化
- 画像の利用の最適化
などの施策を行い、検索順位をあげていきます。
外部SEO対策
外部SEO対策とは、主に被リンクを獲得することを指します。
指定するキーワードに対してのみ、報酬が発生する成功報酬型で、サイトの状況やキーワードによって費用の相場も1~100万円とかなり幅広くなります。
被リンクとは、外部サイト(異なるドメインのサイト)から自サイトに向けたリンクのことです。
被リンクは、ホームページの人気度を示す指標であり、Googleがサイトを評価するために用いる最も重要な要素となります。
ただし被リンクの購入は、Googleのガイドラインで禁止されており違反行為となります。
重いペナルティを受けるリスクがあることに留意しておいてください。
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SEO対策費用の相場は?
前章ではSEO対策の種類について解説いたしましたが、こちらではSEO対策費用を中心に解説いたします。
価格・料金は業者によってかなり幅があるため、あくまで目安として参考にしてください。
固定費用型
月額がベースになり、固定で費用を支払います。
どこまでが作業範囲になるのか、あらかじめしっかりと確認しておきましょう。
SEOコンサルティング(総合的コンサルティング)などでよく見られる契約形態で、内部施策を中心とした丁寧なコンサルティングを中長期的に受けることができます。
毎月ミーティングを行ってもらえることが多く、PCDAを受けることが可能です。
毎月のSEO業務へコミットしてもらえるほか、専任のコンサルタントが付くケースもあるので、対策の効果を実感しやすく、効果が得られないと感じた場合もすぐに改善案などを提案してもらえます。
密に連携したSEO対策には固定費用型がおすすめです。
成功報酬型
キーワードごとに報酬が発生するのが成功報酬型です。
1キーワードにつき、1万5000円~30万円ほどが相場とされており、キーワードによって成果があったときにのみ報酬が発生します。
初回の内部施策指示書以降は細やかなフィードバックがないケースが多く、どんな施策なのか詳細な説明を行わない業者も多いです。
難易度の高い単一のビッグキーワードや、順位変動が激しいキーワードをピンポイントで狙いたいときなどに有効ですが、固定費用型とちがい、丁寧なサポートは得られず、成果がなければ費用が発生しないためリソースを割いてもらえないこともあります。
またもともと月間検索数や検索ボリュームの少ないキーワードは、検索上位を取りやすいですが、流入は見込めません。
成功報酬のために、検索ボリュームの少ないキーワードを提案してくる悪質な業者もいるので、自社でもキーワードプランナーやGoogleアナリティクスなどのツールを用いて、検索ボリュームや流入の有無などをしっかりと確認しましょう。
外部サイトのリンク提供をする業者も成功報酬型ですが、前述したとおり、被リンクの購入はGoogleによって禁止されていますので、よく確認するようにしましょう。
一括支払い型(スポット)
WEBサイト(ホームページ)をいちから立ち上げるときや、コンテンツSEO(SEOライティング)などでよく使われる支払い方法です。
WEB制作の場合は、その後のSEO対策費用は月額になることが多いので、確認しましょう。
コンテンツSEO(SEOライティング)でリソースが足りないときなど、1記事、もしくは1文字につき単価○円で文章を執筆してもらう場合、安価でコンテンツを増やすことができるため、有効な手法と言えますが、コンテンツの質には注意が必要です。
修正はどこまで対応できるのかなど契約内容の確認も、トラブル回避のために重要です。
SEO内部施策の具体例
SEO対策において、ペナルティのリスクがなく手っ取り早く検索順位を上げることができる施策がSEO内部施策です。
多くの方法がありますが、代表的なものは以下の通りです。
- URL構造(ロングテール構造)の最適化
- コンテンツのユニーク化
- HTMLソースの最適化
- SEOキーワード
- 隠しテキスト、隠しリンク防止
- 検索エンジンにサイト構成を説明するファイルを設置
内容は下記で詳しくご紹介いたしますが、これらを多く行えばそれで良いということではありません。
現状から実際に実装することが可能なのかどうかの検証を行い、予算や期間に応じて優先順位を付け、有効な施策をピックアップしてくれる丁寧で親切なSEOコンサルティング会社を見極めることが大切です。
URL構造(ロングテール構造)の最適化
URL構造(ロングテール構造)の最適化とは、URL文言でコンテンツの内容が把握できるようなURL構造を持ったディレクトリを構築することです。
ユーザーが欲しい情報をすぐに手にできるよう、URLベースでわかりやすい構造にする必要があります。
コンテンツのユニーク化
類似するページはGoogleから評価を下げられてしまう可能性があります。
検索順位を上げるには、オリジナルでユニークなコンテンツである必要があります。
HTMLソースの最適化
タイトルやディスクリプション(metaタグ)、H1などの見出しやaltタグなど、正しいHTMLソースが使用されるように調整します。
Googleはユーザーの利便性を一番に考えるため、パンくずリストやアンカーテキストリンクなども重要です。
SEOキーワード
ビッグキーワード、ロングテールキーワード、共起語、サジェストワードなどをテキストに盛り込む内部施策です。
隠しテキスト、隠しリンク防止
ユーザーから見えない、隠しテキストやリンクをサイトに仕込むことはGoogleのガイドラインで禁止されています。
重いペナルティの対象となるので、注意が必要です。
しかし意図的ではなく隠しテキスト、隠しリンクが存在してしまっているケースもあるため、SEO内部施策にて、それらを防止します。
検索エンジンにサイト構成を説明するファイルを設置
Googleが検索順位を決定する際、クローラーというロボット(bot)がネットを巡回し、情報を収集して順位決定を行っています。
クローラーから認識されなければ、いつまでたっても検索順位が上がることはありません(クローラーから認識されやすくする施策をクローラビリティと呼びます)。
クローラビリティを向上させるには、クローラーへサイト構成を説明するファイル(sitemap.xml)を設置したり、逆に認識させたくないページを説明するファイル(robots.txt)を設置することが大切です。
他にも
- IPアドレスの分散処理
- クロスリンク構造の構築
といった内部施策もあります。
自社のサイトにとって有益な方法を提案してくれるSEO対策業者を選ぶようにしましょう。
・自社サイトはどんな検索市場を狙えるのか?
・狙っている市場で上位表示されるのか?
・競合はどんな対策をしているのか?
・大手ポータルサイトが相手では諦めるしかないのか?
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SEO対策を依頼する前に知っておきたいこと
SEO対策を外注する際、費用以外にも注意しなければいけないこと、知っておいた方が良いことがあります。
ビッグキーワードの競合は大手・大企業
検索ボリュームの大きいビッグキーワードの場合、大企業や大手企業が大規模なSEO対策を100万円以上で予算を組んで行い、ビッグキーワード、ロングテールキーワードを大量に想定して内部施策や外部施策を行なうケースがよくあります。
特にビッグキーワードの競合他社は、それだけ多くの予算をかけてSEO対策を行っている大企業・大手企業だという可能性があるということです。
競争が激しく、上位を取れたとしても維持するのが大変難しくなります。
大企業などの競合が気が付いておらず、なおかつ流入や集客が見込めるようなキーワードを提案してくれるSEO対策業者を選ぶと良いでしょう。
SEOコンサルティング(総合的コンサルティング)は費用対効果が大きい
外注で行なうSEO対策のなかでも、SEOコンサルティング(総合的コンサルティング)は最も費用対効果の大きい施策です。
Googleは過去にパンダアップデート、ペンギンアップデートなどの大規模な改訂を行ってきました。
SEOコンサルティング(総合的コンサルティング)を請け負う業者は、Googleのアルゴリズムアップデートの歴史について詳しく、アップデートの際どのように対策を行えば良いのかのノウハウを持っているケースが多いです。
問題が起きた際にも、いち早く対処してもらえます。
コンテンツSEO(記事作成)のクオリティに注意
リソースが足りないときなどに、クラウドソーシングサイトなどを使って記事の執筆者を募集する方法などもあります。
安価なので、発注のハードルは下がりますが、クラウドソーシングサイトには未経験者も多く、記事のクオリティが確保されない可能性も高くなります。
クラウドソーシングサイトを利用する場合は、必ず、過去に作成した記事の提出や経歴の確認をするようにしましょう。
記事のクオリティを求める場合は、やはり実績のある業者に依頼する方が失敗がありません。
ペナルティに注意
Googleが重視するのは検索ユーザーの利便性です。
ユーザーの利便性を損なう可能性のあるサイトには、重大なペナルティが科せられることがあります。
ペナルティの対象となると、検索順位が一気に下がり圏外になってしまいます。
過去に、ブラックハットSEOによって外部リンクを貼るだけのスパムサイトが乱開発された経緯から、被リンクの購入などは特に厳しく取り締まられているので、注意が必要です。
成果報酬型の外部SEO対策を謳う業者の中には、どんな施策なのか詳細な説明がなかったり、ペナルティを受けかねないようなグレーゾーンな行為をしている業者もいるので、特に注意してください。
SEO対策会社・業者の選び方
信頼できるSEO対策業者の選び方をご紹介します。
- 過去のGoogleのアルゴリズムアップデートついて熟知している
- ホワイトハットSEOだけでなく、ブラックハットSEOの仕組みについて理解している
- 過去の成果や、何ヶ月かけて達成したという実績を示せる
- SEO対策費用の相場に沿った明瞭な料金体系が用意されている
これらは、良質なSEO対策会社・業者を選ぶ上で重要な指針となります。
過去の実績はもちろん、業務の範囲や金額が明瞭で、レポーティングなどのサポートを得られるSEO対策業者がおすすめです。
見積もりや事前のミーティングの段階で、色々と質問してみると良いでしょう。
なかには、流入の見込めないキーワードで高額な報酬を得ようとするような事例もあるため、SEO対策業者選びは慎重に行いましょう。
検索上位を取りやすく、なおかつ検索ボリュームも十分で、流入や集客を見込めるようなキーワードを提案してくれる業者がベストです。
信頼できる業者に出会うことが、SEO対策の第一歩となります。
SEO対策費用でお悩みの方は、ハエモリ企画にご相談ください
ハエモリ企画は東京港区で創業10年、唯一無二の問題解決パートナーとして、500社以上の実績を持つ会社です。
WEBサイト制作、システム開発、SEO対策、スタートアップ支援と、幅広い分野に対応しており、顧客の抱えている課題に対して総合的なアプローチが可能です。
SEO対策は高額になる傾向がありますが、ハエモリ企画では、もっともコストパフォーマンスの良い施策だけをピンポイントで提案、実行しています。
AIを活用したSEO対策により、顧客の売上に繋がりやすいキーワード群を策定してご提案するほか、競合他社がまだ気が付いていないキーワードもご提案させていただきます。
当社による、SEO対策のフローは以下の通りです。
- 市場調査、サイト調査
- SEO内部対策における実施項目、対象キーワードの確定
- ロードマップ作成、プロジェクトスタート
- SEO初期施工、実施
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- レポーティング(月次)
- 成果報告
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